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印刷に関わる作業と工程について

2022.7.9

印刷に係る作業は、編集・企画・印刷物の基になるデータ作成の工程(プリプレス)、印刷をする工程(プレス)、印刷した後の製本や断裁等の工程の大きく3つの工程に分かれます(ポストプレス)。
プリプレス工程について
カタログやチラシといったどのような形態にするかや、用紙の種類の選定やサイズ等、体裁で制作をするかを立案・企画し、具体的なイメージやラフ案を作成します。
必要な資料を用意し、文字を配置する組版作業や、画像やイラストを印刷に適する様に編集加工します。一度出来上がったデータを文字校正やレイアウト校正、色校正など工程の内容に合わせて必要な校正を行います。
印刷の内容に問題がなければ、作成したデータを印刷する用紙に合わせて面付けし、印刷機に掛ける刷版を作成します。
プレス工程について
プリプレスの工程で完成した刷版を印刷機に掛けて印刷する工程です。準備作業としては用紙のセット、版の取り付けインキや水の調整 などがあります。刷り初めは見当合わせやゴミ取り、湿し水や印刷濃度の調整などのためにゆっくりと印刷機を回しますが、回転数を上げると時間あたり何千枚と言った速さで印刷することができます。
ポストプレス工程について
印刷機にセットする用紙は完成品の印刷物の仕上がり寸法より大きい紙で印刷する為、余白部分も含まれています。そのため印刷した紙は、断ち割り、折り、化粧断ちといった加工が必要です。そうした印刷後の工程を総称してポストプレスと言います。ページ数の多い印刷は、折り丁の丁合、綴じ、 表紙巻き、三方断裁と言った製本作業によって冊子形態に仕上げます。その後、出来上がった印刷物は、傷や汚れがないよう丁寧に梱包し、発送納品配送をしてお客様の元へ届けられます。

 

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